中国産の活蛤について

中国産の活蛤

中国 江蘇省 如東地区の広大な海域が蛤の漁場となっております。

日本へは、50年以上も継続供給されており、スーパーマーケットでもよく見かけます。

中国で1,500㎡の畜養場いけす6面で地下40mの地下海水を汲み上げ管理されており、

輸出のタイミングに合わせ蛤を洗浄・選別し、麻袋(1袋20kg)に入れてコンテナ船

(商品検査局で輸出許可を受け積荷)へ温度2度に設定し、上海の湾を土曜日に出港し、

月曜日には、日本の神戸か大阪の港に到着し、直ぐに厚生労働省の検査を受け合格した

蛤のみ通関され、商社や蛤卸問屋が引き取ります。

 ☆☆☆三重県の蛤卸問屋は、次項の通り、中国産輸入活蛤を大切に扱います。☆☆☆

①畜養場(中国と同様に地下海水を汲み上げた畜養場いけす)へ輸入した蛤を撒きます。    

 伊勢湾の地下海水で蛤を自然な状態で休ませる事が出来ます。

 尚、潜らない弱い蛤は、その場で除外します。

②掘出し

「じょうれん」という道具を使い、砂の中から貝を掘り出す。

全ての蛤を池出しした後、畜養場いけすの海水を一旦、全て抜き、砂地を耕し、次の輸入蛤を

迎えます。

③工場内・手作業選別・砂出し

 冷却水槽へ入れ、砂出しします。 

 サイズ事に仕分したり、貝割れの確認等、手作業で蛤の選別を致します。

④出荷・カゴ詰・最終選別

 サイズ別にカゴ詰し、冷蔵倉庫で保管・管理し、各地の市場へ出荷します。



中国の活蛤 生簀 ↓

三重県四日市市楠町南五味塚の生簀 ↓

「じょうれん」という道具を使い、砂の中から蛤を掘出す。↓

生簀から掘出した活蛤 ↓

冷却水槽へ掘り出した活蛤を入れ砂出し ↑

桑名の蛤 ㈱カクキ水産 明治以前創業 蛤卸問屋

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