自然を守る課題 近江商人の思想「売り手よし・買い手よし・世間よし」
高度経済成長期に、埋立や地盤沈下、河川改修工事等により、蛤や蜆の生育に必要な干潟の多くが失われました。
自然エネルギーの活用として太陽熱や地熱、風力、潮力、海底エネルギー資源等を気候変動に対し人間が適応していかなければならない状況である事は、 昨今の自然災害に対する備えや熱中症予防、節水を心がける、ゴミの分別や削減、省エネ家電の選択等、身近に感じられます。
今後、自動車のシェアーや二酸化炭素の排出を抑えた住居や高温耐性品種の育成や治水設備の整備等、日本が世界に先駆けて様々なテクノロジーの分野でインフラの強化を推進し、環境や経済性の観点だけでなく、充足感の高い住みやすい都市が構築される事が大切であり、水産物の天然資源を守る事に繋がれば幸いです。
今後、水産物を取り扱う企業は、持続可能な事業によって、少しでも社会問題について、食を通じて、人の喜びや満足、人の幸せに繋がればと考えております。
資本主義経済により搾取的な行動で道徳が見失われがちな現代、消費者の社会的信頼を得る為には、 社会から求められる課題の解決を業務に取り入れる事が当り前という様に、考え方を変えていかなければならな いと感じております。
近江商人の思想である三方よし(売り手よし・買い手よし・世間よし)の経営理念から学ぶ事が出来ます。
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