「食と健康ライフスタイルの見直し

病気を起こした時の対応や日頃からの病気の予防策を、現代西洋医学、漢方医学、民間伝承医療、健康食品やサプリメント、食事と運動等、様々な観点から学びました。現代西洋医学は、直ぐに処置が必要な対症療法である「緊急避難」の対応が出来ます。検査と診断に優れ、血液検査からの様々な情報や MRI、CT 等の機械で病気の原因を詳細に捉える事が出来る為、投薬や手術により、悪い部分を取り除いて治す事を主とした現代の治療法です。病気の改善に即効性が感じられる事から、当たり前のように西洋医学に頼りがちになり、病院に行けば、様々な種類の薬を処方されます。病院で処方された薬だから薬局で購入した薬より良く効く。診察された上で、処方された薬だから安心・安全という認識を持っておりましたが、病気を根本から治すことは困難である事、薬の過剰摂取は、後に人体に悪影響をもたらす、リスクがある事を知りました。確かに、自身の35年程前の小中学生時代の時に比べ、現代は、様々なアレルギーの病気が死をもたらす程、危険な存在として、認識されている事に驚きます。薬が効かない体になりつつあるのか?アレルギーに弱い身体になってしまっているのか?心配になりました。私が最も興味を持ったのが、漢方医学です。中国の伝統医学が日本に伝わり、日本の帰国や風土、日本人の体質に合わせて独自に発展し、日本の独自の伝統医療となったのが漢方医学で、体のバランスを整えたり、巡らすといった考え方が基礎にあるとの事です。風邪薬などの漢方薬は効き目が早く現れるという事に驚きました。又、基本的に病名に合わせて薬を選ぶのではなく、症状に対して使用するため、自分の体質に合った漢方薬を選ぶ事が大切との事です。体質に合えば、漢方は美味しく感じるとの事です。漢方は「ニガイ」は、体質に合っていない場合が多く、良薬は甘しです。風邪薬の場合、寒気を感じている場合なら葛根湯(カッコントウ)が良く効き、体を温めながら自然に熱を下げる様、導きながら治していきます。喘息や咳の症状には、参蘇飲(ジンソイン)が良く、胃腸の働きを良くしカゼの症状をやわらげます。又、インフルエンザの時は、麻黄湯(マオウトウ)が良いとの事です。調べてみると、発汗作用があり、体の熱や腫れ、あるいは痛みを発散して治します。病気の初期で、まだ体力が十分ある人に適します。一般的には、カゼのひき始めでゾクゾク寒気がし、発熱やふしぶしの痛み、痛頭などを伴う時に用います。麻黄湯は、主薬の“麻黄”を中心に桂皮(ケイヒ)・杏仁(キョウニン)・甘草(カンゾウ)の 4 種類の生薬からなります。漢方薬は、自然界に存在する植物、動物や鉱物などの薬効となる部分を、複数組み合わせて構成されています。人間が本来持っている自然治癒力を高めるという考え方が基本にあり、体質に由来する冷え症、虚弱体質等の症状や検査に表れない更年期障害の症状の治療に効果があります。生薬の組合せが変わると、有効性や安全性が大きく変化するのが特徴で、漢方薬としての薬効は、個々の生薬の薬効の総和ではなく、構成生薬の組合せによって得られるとの事です。尚、民間薬の多くは、単一の薬草で構成されており草木根皮等、自然のものがほとんどです。今後、自分の健康維持の為に食生活の改善や継続的な運動、及び病院で処方される薬や漢方薬の事を良く知り、情報化社会における情報操作を読み取り、自身の「トータルケア」に繋がれば幸いです。

桑名の蛤 ㈱カクキ水産 明治以前創業 蛤卸問屋

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